【雷撃#4使用構築】ソルガレオドリーム

初めましての方は初めまして。ぴっぴと申します。

 

今回は2024年5月5日に開催されました大規模オフライン大会『雷撃#4』にて使用した構築についての記事となります。

 

大会のルールはレギュレーションG(伝説1体)のシングルバトルとなります。

▪︎並び

レンタル:JCTDQ4

※本戦時はイーユイのオバヒのPPが5のままだったので増やしたのと、ママンボウクイックターンアクアジェットの技配置ずらしてます。

 

▪︎個体紹介

ソルガレオ@こだわりスカーフ

H213(4)-A206(244+)-B128(4)-x-D110(4)-S149(252)

S→黒バド(実数値220)を抜くため準速

A→なるべく高く、メジャー伝説へのダメージ乱数が変わらなかったので1削ってBD振り分け

HBD→4振り、晴れ下コライドンの炎テラスフレドラが50%乱数程度の耐久

技範囲広すぎポケモン。鋼超以外にも炎地電悪岩闘といった優秀な範囲の威力の高い技を使用できる。メジャーな伝説、テラスタイプ全てに理論上、抜群をつけると言っても過言ではない。火力面が問題のため、ほぼ特化したがそれでも少し火力不足が目立つ。耐久は無振りでもかなり高く、不一致の抜群技くらいなら耐えてくれることが多い。

 

テツノブジン@ブーストエナジー

H149(0)-x-B111(4)-C172(252)-D80(0)-S184(252+)

ブーストエナジーで素早さが上がるように最速CS

絡め手を使うポケモンを上からアンコールで縛ったり、道連れできついポケモンを無理やり持って行ったりするのに使用。

 

ママンボウ@突撃チョッキ

H241(4)-A95(0)-B132(252)-C60(0)-D106(252+)-S64(0、個体値5)

よくいるチョッキママンボウ

黒バド、カイオーガ等にあと投げするためD特化。Sの個体値は持ってる中で低いやつを使用。無振りのカバルドン抜かれ。

 

カバルドン@オボンのみ

H215(252)-A132(0)-B170(132+)-×-D108(124)-S58(0、個体値12)

コライドン受けとして採用、特化ハチマキインファイトが後出しから受からないというやばい事実が判明したのでBを削ってオボンのみを持たせる、なまけるを持たせることで数回あと投げできるようにした。が、ふきとばしがないことで剣の舞を積まれた対戦もあったのでパーティと相談必要。S個体値は持ってる中で低いのを採用。クイックターンされるママンボウよりは遅く、それ以外の遅いポケモンの上は取りたかったのでS下降はかけず。

出した試合は漏れなく活躍する。カバルドン最強!

 

チオンジェン@たべのこし

H192(252)-x-B148(220)-115-D176(36+)-S90(0)

メガネ黒バドや地面・草の一貫を切る枠。補完的に入れて黒バドにテラスを切らせる性能は高かったが実際に切られた後に対応ができていなかったので技構成は要検討。

 

イーユイ@きあいのタスキ

H131(4)-×-B100(0)-187(252)-D140(0)-S167(252+)

ソルガレオから岩技を切っている関係でホウオウへの打点がないため、ソルガレオ対面で聖なる炎に対して引け、奇襲ができるように岩テラバで採用。イーユイ、ホウオウ対面でホウオウ側はテラスを切れないので大体決まった。(決まったら勝てるとは言ってない。)

 

▪︎構築経緯

レギュレーションGの仲間大会等にも全く出ておらず、GW中も時間を確保できなかったのでほとんど伝説環境を触らずに本番を迎えることが確定してしまっていた。

コライドン等のメジャーな伝説ではオフ会に参加する他のプレイヤーと比較して100%練度が足りていないため、どの伝説にもやんわり勝てそうな中で意表が付けそうな伝説を探したところ、S種族値が高く技範囲も広いソルガレオを使うことに決めた。

ソルガレオが不利を取るコライドン受けとしてカバルドン、黒バドに強いチオンジェン(妖テラ身代わりで起点にされるのでイカサマは間違いでしたが)を入れる。

便利な最強クッションポケモンママンボウと、相棒枠のエルレイドの通りがあまりにも悪いのでテツノブジンに転生してもらい残り1枠。

岩技がパーティになくホウオウが重いため、見えないところからの崩しとして岩テラバイーユイが、前日の夜の帰りの電車で急遽降ってきたので採用して当日を迎えました。

 

▪︎構築コンセプト

メジャーな伝説を使用しない(同速勝負で全部負けるので)

電磁波の痺れやつらら怯みなどの運負けは諦める

相手にテラスを切らせてソルガレオの技の一貫を作るor先にテラスを切って1体持っていってから有利にサイクルする。

 

▪︎基本選出・立ち回り

相手の伝説によって基本選出を変える

 

対コライドン

選出:ソルガレオ/カバルドン@1(大体ママンボウ)

初手でコライドンと対面した時は一回カバルドンで流してから一貫する技を打つようにする。テラスを切ってくれたら地震が通る。スケショダイスとニトチャはやばいです。(欠陥①)

コライドン→地テラス地震で炎テラスコライドン乱数93.7%(同時に切れば勝てる想定)

 

対ミライドン

選出:ソルガレオ/テツノブジン@1(大体チオンかイーユイ)

初手にミライドンが来るパターンが多いため、テラス地震を押す。ブジンの真空波はツツミに80%程度でワンパンできないので注意、メガネハイポンをブジンは耐えられないので避けてください。

ミライドン→地テラス地震で確1、HC型でも62.5%の乱数+ボルチェンカット

 

対ホウオウ

選出:ソルガレオ/イーユイ/ママンボウ

ホウオウとソルガレオが対面したときに聖なる炎以外打てないのでイーユイにバックできます。雷撃の本番中にチョッキホウオウにイーユイの岩テラバ耐えて破壊されました。(欠陥②)

 

対黒バド

選出:ソルガレオ/ママンボウ/チオンジェン

ソルガレオで初手テラスはたきを押す。黒バドに通ってもよし、相手の裏の物理受けの持ち物落とせてもよし。

黒バド→はたきおとすで確1、テラス切られたりスカーフ、タスキでもはたき落とすから次サイクルで上から攻撃可

 

▪︎きつい相手ポケモン

水ポン→ママンボウクイックターンが貯水で無効化されるため、チオンジェンを出したいが取り巻きにチオンジェンが弱いため出せない…みたいな不利な選出択になります。

キラフロル→特殊アタッカーが少なくブジンも打点がないため、毒びしをまかせない方法がイーユイの悪波怯みしかありません。本番は怯ませて無償突破しました。申し訳ございません。(裏をソルガレオママンボウにして影響でないようにするなどの工夫は必要)

キョジオーン→身代わりがチオンジェンにしかなく、伝説が鋼タイプなので押しきれないと基本厳しいです。硬すぎて無理。

 

▪︎実際の対戦について(覚えてる範囲です。)

今思い返すと忘れている部分もあるのですが、貴重な経験だったので覚えている範囲で対戦を振り返ります。緊張していたのか相手のPTのスクショを撮るのを忘れていました。

 

○:1戦目(ハバタクカミ/イエッサン/黒バド)

こちらの選出:先発ママンボウ/チオン/ソルガ

試合内容:エナジーS上昇のハバタクカミの素早さを1段階下げるor一回引かせられればソルガレオの一貫が出来るため、凍える風を打つが初手電磁波痺れ。

カミ祟り目→ママン凍える風→痺れケアのママン素引きチオンジェン→カミ祟り目→素引きママン→カミムーンフォース→カミ祟り目→ママンクイタンでソルガレオを着地

メテオドライブでカミ突破→相手イエッサン繰り出す→メテオドライブで突破→相手黒バド繰り出す(サイコシード発動)→チオン引き→ママン引き→クイタンでソルガレオ着地→メテオドライブの順で突破しました。

反省点としてはサイコシードが見えた時点で、タスキとスカーフの可能性がなかったため地テラス地震で良いところを無駄なサイクルで負け筋を作っていました。相手に引き読みの身代わりなどされていたらこちらが負けていました。

 

○:2戦目(パオジアン/カバルドン/コライドン)

こちらの選出:先発ソルガレオ/カバルドン/ママンボウ

試合内容:初手の対面で悪テラスハチマキ不意打ちを打たれるとソルガレオが飛ぶためカバ下げ→パオ聖なる剣→砂嵐でタスキつぶしの流れで対応しました。

こだわりの判別をしたかったのでつらら読みでママン引きしたら、パオがコライドン引きされママンコライ対面が出来たのでクイタンを押したかったが、意地格テラスアクセルブレイクを打たれると即負けするので素直にカバ交代→コライドン剣舞でやばくなりました。

そのあとコライドンの氷の牙を残りHP50くらいで耐えてオボンで回復、あくびで切り替えしました。相手パオに交代→こちらママンに交代→相手カバルドンに交代→クイックターンでカバカバ対面が出来ました。

ここからこちらのカバなまける(HPほぼ満タン)→相手あくび→こちらのカバをママンボウに交代→あくび→クイックターンで少し削る→あくび→カバルドン出し…を一生やって最終的にママンのクイタンでカバを突破してソルガレオを着地。相手は死に出しでコライドン。

こちら視点はコライドンの剣舞だけがやばかったので、地テラス地震を打ったところ相手はニトチャ→氷の牙と打ってくれたためソルガレオが生存(HP70程度)してコライドンを突破。

パオジアンのつぶて読みでママンボウ着地、電気テラバが怖くていったんカバに下げたところ絶対零度命中で頭を抱えました。

ここからはソルガレオを出す→パオジアンのつぶてケアでママンボウに下げる→絶対零度を避ける→クイックターンソルガレオを着地 のサイクルをやって絶対零度を2回避けてTOD勝ちしました。(最終ターンはクイタンではなくソルガレオに素引きしてステロダメで落としました。)

 

×:3戦目(ホウオウ/キョジオーン/ウーラオス水)

こちらの選出:先発ソルガレオ/ママンボウ/イーユイ

試合内容:初手ソルガレオ、ホウオウの対面が出来ました。岩技ケアをしてくれることと聖炎しかうてないターンなのでママンボウ引きました。ホウオウが草テラスしてくれましたが一発やけど→クイタンでイーユイ繰り出しました。

ここでホウオウの引きが読め、悪の波動かオバヒを押せるターンなのに噴煙という一番弱い選択を取りました。(プレミ①)

最後は水ウーラオスソルガレオの対面で、水流連打が3発低めの乱数じゃないと耐えなかったので負け確定でした。(ちゃっかり97属の意地スカーフ同士で同速負けしたのは関係なし)

 

○:4戦目(キラフロル/@1忘れました…/ゴチルゼル)※伝説枠は白バドでしたが選出されず。

こちらの選出:先発イーユイ/ママンボウ/ソルガレオ

試合内容:キラフロルの展開が防げなかったので初手イーユイの悪の波動打ったら怯みました…私は犯罪者です。すみませんでした。

 

×:5戦目(ホウオウ/キョジオーン/水オーガポン)

こちらの選出:先発イーユイ/ママンボウ/ソルガレオ

試合内容:初手ホウオウ、ソルガレオ対面が出来たので事前考察通りイーユイ引き→岩テラバでホウオウを突破しました。そのあと水オーガポンが出てきたので、ツタこん棒に対してソルガレオ引き→フレアドライブ連打したところ3回目で水オーガポンが焼けました。

光合成のターンにテツノブジンに引いてアンコール等も絡めてオーガポン突破、残りのキョジオーンの塩漬けをアンコールして次で落ちるターンに道連れを押したのですが、最低乱数を引いてテツノブジンが耐えて塩漬けダメで落ちる。(プレミ②)

イーユイのオバヒを押さないといけない場面でチキって悪の波動を押す(プレミ③)

ソルガレオ地震で微妙に足りずに負け。ムンフォかオバヒをちゃんと押していれば…。詰め方は選出段階から変わっていなかったので火傷はたぶん関係ありませんでした。

 

×:6戦目(黒バド/ヘイラッシャ/@1見えませんでした)

こちらの選出:先発ソルガレオ/ママンボウ/チオンジェン

試合内容:初手黒バド、ソルガレオ対面が出来たので事前考察通りに地テラはたき…を押す予定だったのがなぜかチオンジェン交代してしまい、身代わりから起点にされて負けました。試合後の感想戦で初手はたきでバドが飛んでいたらチオンジェンが無理だったそうです。(プレミ④)

これまで事前考察通りでうまくいっていたが、プレミが続いていたため、なぜかソルガレオと黒バドの対面でこちらが有利だと思ってしまい、ラッシャ引きにチオンジェンを合わせようとしていました。(相手視点黒バドを引く意味ないです。)

 

×:7戦目(ホウオウ/キラフロル/チオンジェン)

こちらの選出:先発イーユイ/テツノブジン/ソルガレオ

試合内容:初手岩テラバを打ったらチョッキホウオウに余裕を持って耐えられました。ホウオウがHP回復のために引くのが分かっていたので、引きに合わせてオバヒを押したのですが、この時点でかなりきつかったので悪の波動を押せばキラフロルに仕事をさせずブジンが残ったのでまだ試合になっていたかなと思います。チオン着地されたらそれもそれでやばかったので、プレミというほどではないですが、今後の反省として。

 

▪︎まとめ

何よりソルガレオが強かったです。マッチングした相手からすると知らんポケモンが無限の技範囲で殴ってくるのは怖いと思います。初見殺し的に勝利させていただいたところもあるかと思いますが対戦して頂いた皆様ありがとうございました。

決勝トーナメントに進める構築ではあったと自信を持っていますが、自分のプレミで落とした試合が多く、使用者が弱かったです。また初見殺し要素が多いため、BO3の決勝トーナメントでは絶対勝てないと思ったのでこれはこれでよかったかなと思います。

 

…ちなみに雷撃の敗者用のSide-Eventのオープンシート(お互いの技やテラスタイプが分かっている状態)では弱いなと思いつつこちらの構築を持って行ったのですが、案の定ボコボコにされました。

次回の11/23(土)の雷撃も予定が合えば出ようと思っているのでよろしくお願い致します。



疑問点や間違いなどあれば、Twitter:@flutepart34 までご連絡頂ければと思います。

レンタルはレギュレーションGの環境がある程度固まるまでしばらく残しておくので、勝手に使用していただいてもかまいません。